〜〜 中国編 〜〜
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ナビゲーター
貝塚幼稚園 副園長 庄司 誠
私は、福岡にあります幼稚園で幼児教育に携わっているものでございます。一昨年、福岡教育大学幼児教育科教授・田中敏明先生が企画された「中国幼児教育視察研修の旅」に参加させて頂き、中国にあります市営、民営二つの幼稚園を視察させて頂きました。中国については少ししかわかりませんが私なりにご案内致します。
 
中国について
中国国家は、1949年10月1日に成立された社会主義国家です。国際連合の常任理事国でもあります。首都は北京960万ku=世界の陸地の7%、日本の26倍の面積、人口12億4810万人(1998年末現在)の広大な敷地と人達が暮らす大国です。位置は、ユーラシア大陸の東部に位置しています。3分の2が山岳・高原地帯でヒマラヤ、崑崙、天山、アルタイの4大山系が走っています。東部には肥沃な平野や丘陵。また、長江、黄河、黒龍江、珠江の4大水系があります。
 

中国の幼児教育事情

視察旅行を経ての感想になりますが、中国の第一印象は経済状態が非常に不安定ということです。海外で中国通貨の取引が停止されている事からもわかるように、その状態はバスの車窓からも感じとられます。視察した市営、民営双方の幼稚園で特に印象に残ったことは、個人の能力を大切にした個性化教育、また科学に対する興味が持てる環境が整えられていること。また、具体的な表現を使った、日本でいう教育要領が存在すること。子どもの評価方法は幼児といえども客観的方法がとられている事でした。不思議に感じた事は、幼児期の教育指針とそれ以降の指針がまったく分離して考えられていることで、国としてどういった方向で人を育てていこうとしているのか今一つ見えてきませんでした。国の経済と教育は切り離せないものですが、この国が今後どの方向に進もうとしているのか非常に興味深い国です。
 

福岡市私立幼稚園連盟との交流

2001年度より幼稚園のサッカー大会で中国との交流が始まっています。2002年度、第18回福岡市私立幼稚園サッカー新人戦大会に大連市にある万達足球幼児園の園児達を招待しています。幼児期から将来のプロ選手を育成し、小学校もサッカー専門小学校があるそうです。何事も小さい頃から英才教育を取り組んでいます。福岡教育大学の田中敏明教授が遼寧省師範大学の客員教授で、中国の幼児園とよく交流され教育実態を研究されています。(情報提供:自由が丘幼稚園主事 西村先生より)