〜〜 ネパール編 〜〜
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ナビゲーター
在福岡ネパール王国名誉領事館勤務
シャルマ サガル ラージュ
私はネパールのカトマンドゥ出身で、日本に来て8年になります。1994年3月に来日してからずっと福岡に住んでおります。来日してからまず福岡のある日本人学校で半年間日本語の勉強をし、それから福岡大学商学部に研究生として入学しました。1996年4月に福岡大学商学部研究科に入学してから去年まで同大学院で国際経済の研究をしておりました。現在は在福岡ネパール名誉領事館の仕事をさせていただいております。福岡の皆様にネパールのPR をし、ネパールの魅力についてもっともっと知ってもらいたいと思います。博多の町が大好きです。
 
ネパールについて
位置
ネパールは、東経80度4分〜88度12分、北緯26度22分〜30度27分に位置し、日本からは、直線距離で5250キロメートル離れている。標高は、5000メートルを超えるチベット高原のへりから、標高150メートルのインドの平原へと下る台斜面上にある。ネパール国内の海抜は8848メートルから60メートルまでと、高低差が大きい。面積は147.181平方キロメートル(約80%が山岳丘陵地帯、国境線:全長2926キロメートル(インド国境・1690キロメートル、中国国境・1236キロメートル)で、人口は23000000人。男性50.08%、女性49.92%

ひとびと

ネパールでは様々な民族が、異なる言語・宗教・生活習慣・文化を持ちながら、互いに尊重・融和しあい暮らしている。そこは、民族のルツボ。顔立ちも様々、服装も多種多様。これは、ネパールが北や東からやってきたチベット・ビルマ系の人々と、南や西からやってきたインド・アーリア系の人々で構成されているからである。そして、ネパールには、その民族の多様さにもかかわらず、民族間・宗教観の緊張がほとんどない。
言語
公用語はネパール語。国民のおよそ半数が、ネパール語を母語としている。各民族はそれぞれ独自の言語を持っており、国全体では30種以上の異なる言語がある。これがさらに方言にわかれている。教育を受けた人は、英語も出来る。また、観光ビジネスにたずさわる人の中には、日本語が話せる人の数も徐々にではあるあが、増えてきている。
 

ネパールの幼児教育の現状

ネパールの幼稚園も日本と同様に結構楽しい。子供達が純粋で可愛い。そして元気がよい。教育に関してもよくにている。ひとつだけ大きく異なるのが、ネパールは子供達に幼稚園のレベルから英語を教える。子供達が遊びながら、歌いながら、英語を学んでいる。こうして、幼稚園の時から自然な形で英語能力を身につけている。
 

福岡市私立幼稚園連盟との交流

連盟では毎年募金活動によりネパールの児童教育に大変役に立てております。毎年、同連盟加入の幼稚園幼稚園の子供達が2ヶ月間募金活動をし、そのお金をネパールの子供達の教育のために寄贈していることに対し、ネパール人として大変感謝しております。
ネパールの児童教育に関して簡単に言いますと、学校教育は義務教育ではなく、「教育を受ける権利が保障されている」というもので、満6歳以下は入学できないが、それ以上の年齢であれば何歳でも初等教育学校で入学できることになっている。学校制度は、小学校が5年、中学校が2年、高校が3年。小学校から高校まで10年間。それを12年間に延ばす計画が進められている。日本の教育とは違い、学年の終わりに次の学年に進めるかどうかの判定をする。それが、小学校1年生からある。子供達は水くみ、家畜の世話、食事の準備の手伝いなど、家の用事が多くあり、毎日学校に来られない子供が多い。そのために、勉強を途中で止めてしまう子供が多い。そして、経済的な理由でまったく学校に通えない子供達もまだまだたくさんいる。
このような現状の中で、福岡市私立幼稚園連盟の子供達が募金活動をしてネパールの子供達の教育のために寄贈していることは大変意義のあることだと思います。そして、福岡の子供達にもこうした活動をきっかけに、世界中の子供達の現状をもっともっと知ってもらいたい、世界中にさらに多くの友達をつくってほしいと思います。